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「吉浜のスネカ」をユネスコへ申請!なまはげに似た岩手県の来訪神

 2017/03/06 エンタメ この記事は約 4 分で読めます。

今回は、ユネスコ無形文化遺産の候補として申請された「吉浜のスネカ」について調べてみました。

おおまかな内容としては「悪い事をするとこわいものが来るよ」といったものでした。
子どものころに一度は言われたことがあるんじゃないでしょうか?

スネカには普遍的な戒めの伝承に地域性がプラスされているようにも感じますね。

山も海もあるから俵やあわびの殻を身につけていたり、見た目は恐ろしいし悪い人間には酷いこともするけれど恵みをもたらしたりする。

日本人特有の宗教とも違う絶妙な信仰具合をよくあらわしている行事だと思いました。

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「吉浜のスネカ」(岩手)の紹介

場所や日時

場所:岩手県大船渡市三陸町吉浜
日時:毎年1月15日(小正月) ※昭和30年代までは旧暦の1月15日だった

 

歴史など概要

概要

吉浜のスネカとは、岩手県大船渡市三陸町吉浜で毎年1月15日に行われる行事で、スネカが怠け者や泣く子を戒めるといったものです。

 

スネカとは

スネカとは恐ろしい木製の面をつけ、藁蓑や毛皮を身にまとっている精霊です。

面には大きく分けて2種類、鼻が大きく突き出た馬面と呼ばれるものと、平べったいものがあります。

スネカはキリハと呼ばれる小刀を持っていて、手足には手甲とハバキをつけユズケと呼ばれる雪沓を履いています。

そんなスネカ、普段は山にいます。
小正月である1月15日の夜になると里に春を告げ五穀豊穣や豊漁をもたらすためにおりてきます。

背には俵を負い、その俵には子どもの靴が付いています。
実はその靴は以前に攫った子どものもの。

悪い子どもは俵に詰めて山に連れ帰ってしまうのです。

腰にはアワビの殻を吊るしていて、時には干して黒くなった海藻を身につけていることもあるようです。

この「スネカ」の名前の由来は「スネカワタグリ」だといわれています。
囲炉裏の傍で怠けていると脛(すね)にできる痕をキリハで剥ぐ行為からだとか。

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詳細

小正月の夜になるとスネカが鼻を鳴らしながら家々を回りだします。
腰につけたアワビの殻も鳴り、子どもを恐怖の底に突き落とすのだとか。

家に着いたスネカは戸を揺すったり爪でひっかいたりしてからようやく戸を開け、家に入ってきます。

「カバネヤミ(怠け者)いねえが」「泣くワラシいねえが」「言うこと聞かねワラシいねえが」と怠け者を探しまわったり泣く子らを威嚇したりしてくるので、家人は「カバネヤミも、泣くワラシもいねえがら、餅あげっから帰ってけらっせん」などと言ってスネカの退散を促します。

このスネカは地区内の男性が担当するものですが、現在では地区の中学生が多いのだとか。
昔は各家の青年層から中年層の男性がスネカとなって近隣の家々を回っていたようです。

昨今では小学生が子どもスネカとして参加することも。

動画を見たのですが、お餅のかわりに封筒を渡しているものもありました。

 

なぜ選んだのか?行政の動き

吉浜のスネカは2004年に国の重要無形民俗文化財に登録されました。

今回、ユネスコに申請するにあたり文化庁はこう発表しています。

「吉浜のスネカは,我が国の民間信仰や神観念の形態をよく示しており,岩手県三陸地方における来訪神行事の典型(ユネスコ申請への文化庁報道発表)」

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YouTube動画

「吉浜のスネカ」は、こちらの動画がわかりやすいと思いましたので、ご紹介させていただきます。


出典:YouTube


出典:YouTube

 

「吉浜のスネカ」を紹介したブログ

今回の「吉浜のスネカ」については、以下の2つのブログを参照させていただきました。
もっと詳しく知りたい方は、こちらのブログも参考にしてみてください。

・http://portal.nifty.com/kiji/150119166103_1.htm
・http://plaza.rakuten.co.jp/machi03iwate/diary/201401170001/

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