視力回復の方法を知りたい!自宅でできる視力回復トレーニング法(近視編)

視力回復する方法、しかも自宅でできるものがあればなぁ…と思っているそこのアナタ。
視力が落ちると、近くのものさえ見るのに一苦労ですよね。そのお気持ち、よく分かります。
そこで今回は、遠くのものが見えない「近視」に焦点をあて、自宅でできる視力回復の方法について探ってみました。
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目次
視力回復の方法って?自宅でできるトレーニング法を知りたい!
私たちの目は、目の周りの筋肉(毛様筋)でピントを調整することでものを見ています。
近視(屈折性近視)は、近くを見続けることでその筋肉の緊張状態が続き、結果的に遠くのものが見えにくくなっている状態です。
したがって毛様筋を刺激することで、筋肉の弾力を取り戻すことができます。
以下に挙げるトレーニングは、目の内側の血行がよくなり、緊張した筋肉のコリをほぐす効果があります。
そうすることで筋肉がリラックスし、ピントの調節機能を取り戻すことが出来ます。
視点移動をするトレーニング
片方の人差し指を、顔から20センチ程度離して目の前に立てます。
その指先と、遠くにある木や建物などの目印を、交互に見続けましょう。
遠くと近くを交互に見ることで、毛様体筋の緊張を和らげることが出来ます。
追視トレーニング
目の前にある目印を、目を離さずに追っていくトレーニングです。
片方の人差し指を自分に向けて指し、目で追える速さで∞のマークを描いて、その指先を追っていきます。
1セットは10秒~20秒ほど、3セットから5セットほど行いましょう。
どちらのトレーニングも、やりすぎはかえって目の疲労を蓄積させてしまいます。
少しつらく感じる場合は、既定のセット数に達していなくとも中止しましょう。
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視力回復のために今すぐできる対処法
目の前がぼやける、ものが見えにくい…視力が落ちたかも?と感じるのは、そんな時ですよね。
ここでは、“目が見えにくいな”と思った時にすぐ対処できる方法をピックアップしてみました。
自宅やオフィスでも気軽にできる方法ばかりですので、ぜひ試してみてください。
1.目薬を使用して視力回復
近頃増加しているのが、「ドライアイ」の問題。
ドライアイとは、目を守る涙の量が不足することや、涙が眼球全体に均一にいきわたらないことで、目の表面に傷ができてしまう症状のことです。
そのまま無理に目を使い続けることで、視力低下が起こることも。
症状が軽い場合は、潤いを持たせる目薬で症状が和らぎます。中でも、ヒアルロン酸製剤やムチンの含まれたものが効果的。
これらが含まれた目薬は、眼科で処方してもらうことが出来ます。
目がつらい時にサッとさして、目を潤わせてあげましょう。
2.目の疲労緩和で視力回復
視界がかすんだり目がショボショボしたりするのは、疲れ目のサインの場合も。目の周りの血行不良が原因です。
熱いタオルで目を覆い、目のコリをほぐしてあげましょう。タオルは濡れたものをレンジでチンすると、簡単に温められます。
しばらく目を休めることで、またよく見えるようになります。
3.目のストレッチで視力回復
こちらも、目の疲労を緩和することで視力を回復させる方法です。
最初にギュッと強く目を閉じます。2秒~3秒そのままにしておき、一気に脱力。これを3回程度繰り返してください。
目の筋肉を直接動かすことで、血行を促進します。
また、目を閉じて、そのまま眼球だけをぐるっと動かすストレッチも効果的です。
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これ以上視力を落とさないためにできる対策は?
視力低下が気になるならば、その進行を食い止めることも重要です。
自宅やオフィスに潜んでいる悪い要因を取り除くことで、視力の低下を防止することができます。
今以上に視力を落としてしまわないために、すぐに気を付けられるポイントについて解説します。
1.定期的に目を休める
テレビやパソコンのディスプレイや、本、携帯の画面など、私たちは常に「何かを見ながら」生活しています。
これはつまり、長時間にわたって毛様筋を緊張させ、コリの原因を作り続けているのと同じことです。
1時間作業をしたら10分間目を休めるなど、毛様筋をリラックスさせる時間をとりましょう。
2.本や書類は「目から30センチ以上離して」読む
視力低下の原因の一つに、“物を近くで見すぎる”ことがあげられます。
毛様筋を緊張させるだけでなく、目そのものが、近くにあるものを見ることに順応していくためです。ですから、本や書類を読むときは30センチほど離して読むようにしましょう。
同様に、携帯画面やゲーム機などに対しても、十分な距離をとってくださいね。
3.作業に十分な明るさを確保する
意外なことに、部屋の明暗自体は近視とは無関係であることが分かってきています。
しかし、暗い部屋での読書や作業は、顔と作業したいものとの距離が近づきがちです。
明るい部屋での作業を心がけましょう。部屋の照明は300ルクス以上が理想です。
まとめ
視力回復について、自宅でできる方法を中心にご紹介してきました。
視点を移動させたり追視したりするトレーニングは、いつでもどこでも、気軽に行うことが出来ます。
また、ドライアイや眼精疲労、部屋の明るさなど、視力低下につながる要因は様々。身近な要因をできるだけとりのぞきながら、目を守っていきましょう。
症状が深刻な場合は、専門医へ相談することも忘れずに。
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