神経質な性格を変えたい!もっと大胆になって人生を楽しむには?

神経質な性格を変えたい…と感じている人に伝えたい、「心のほぐし方」。
“神経質で生きづらい…”“もっと大胆な性格になれたらいいのに…”という方に向けて、心が楽になりそうなヒントを集めてみました。
神経質な自分との上手な付き合い方や、人間関係において気を付けるべき点など、日常ですぐに役立つポイントをピックアップしています。
スポンサーリンク
目次
神経質な性格を変えたい…心が楽になるヒント
“神経質な性格を変えたい…でもどうすればいいの?”とお思いの方に向けて、ここでは性格を変えるためのポイントをご紹介します。
これまでの考え方を、ちょっと転換してみませんか?
「こうあるべき!」の呪縛を解く
神経質な人は、物事のとらえ方において“こうあるべきだ”と思ってしまいがちです。
自分にとって理想的な結論が予見できていたり、ルールやモラルに忠実であろうとしたりするのですね。その結果、自分や他人がその通りにならないとストレスを感じやすいところがあります。
しかし、どんな物事においても、解釈や解法は何パターンもあるもの。どれを採択するかは人によって様々ですし、自分自身がどんな結論を出すかも自由。多様な在り方が、あって当然なのです。
「こうあるべき」ではなく「こうあってもいいかも」という気持ちを、まずは意識的に持ってみましょう。
自分の「傾向と対策」を知る
神経質になっていると感じたら、“何が原因で神経質になっているのか?”“それは本当に重要な問題なのか?”と、少しブレーキをかけて自分を客観視することも大切です。
これを繰りかえすうちに、自分が神経質に陥りやすいパターンが見えてくるからです。
自分の傾向が分かれば、具体的な改善点も明確になりますし、“あ、これはあのパターンだ”と落ち着いて対処できるようになります。また、さして重要ではない問題にとらわれていた…と分かることもあります。
神経質になったきっかけや、その時とった対策をメモに取るのもいいでしょう。
「まあ、いいか」のおまじない
神経質な人の特徴としてよく聞かれるのが、「完璧主義」であること。物事を100%まで仕上げることを目指し、少しでも上手くいっていない点があると、そのことにとらわれてしまいます。
しかし、「絶対」というものがないことは、神経質な人ほど気が付いているはず。どれだけ気を付けていても失敗するときは失敗しますし、思いもよらないことが成功を導くこともあります。
ですから、必要以上にこだわってしまっているな…と感じたら、“まあ、このくらいでいいか”と肩の力を抜きましょう。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言うように、ほどほどにしておく方がかえって良いこともあります。
心配事は紙に書く!
上記の項目とも関連しますが、神経質であればあるほど「完璧」を目指してしまうために、自分に不出来な点がないかと不安になりがちです。
あれもこれもと気にしているうちに、不安が不安を呼んで身動きが取れなくなる…なんてこともあります。
そんな時は、頭にある心配の種を全て紙に書き出してみましょう。そして、対処するごとに一つずつチェックを入れます。
不安を可視化し具体的に対処することで、心の整理がつき、おだやかな気持ちを取り戻すことが出来ます。
スポンサーリンク
神経質でも焦らない…自分と上手に付き合うコツ
神経質な性格を変えようとしても、なかなか上手くいかないこともあるでしょう。
しかし、それも一つの自然な姿であり、そうあって当たり前。焦る必要はありません。
少しでも前進するために、神経質な自分と付き合うコツを考えてみましょう。
気にしないようにしよう!はやめておく
神経質な人が、“気にしないようにしよう”と思い込むことで、性格を変えようとすることがあります。
しかしこれは、心理学的に言うとあまり効果がない方法です。
と言うのも、気になっていることを一生懸命無視しようとすると、かえってそのものに強い注意が向いてしまいがちだからです。
こういった現象は、「精神交互作用」とも呼ばれます。
気になることがあるときは、“自分は今、これが気になっているなぁ”と、素直な気持ちを認めてあげましょう。
それが、神経質を克服する第一歩です。
自分の価値観を人に押し付けない
神経質な人の中には、人間関係に悩んでいる人も少なくありません。
他人のふるまいが至らないように感じたり、“こうあるべき”という思いを相手に強要してしまったりすることが多いためです。
しかし、人は何かを強制されると、それを窮屈に感じてしまいます。自分に対する時と同じように、他人と接するのは少し危険です。
自分の価値観と同じように、相手の気持ちを大切にできる余裕を持っていたいものですね。
神経質は「悪いこと」ではない
これを読んでいる人の中には、神経質なことを欠点だと感じている人もいるかもしれません。
そういった人は、神経質であるが故に疲れてしまったり、物事がうまくいかなかったりした経験があるのでしょう。
その経験が「神経質=悪いこと」と感じさせているのかもしれません。
しかし、神経質なことは決して「欠点」ではありません。むしろ、「失敗が少ない」「周囲に気配りができる」「丁寧な仕事をする」と、好意的にとらえられることもあります。
ですから、神経質だからと言って必要以上に気にしすぎることはありません。
それも一つの個性であり、長所でもあるのです。
スポンサーリンク
神経質「すぎる」場合に気を付けたいこと
さて、神経質な性格は“気の持ちよう”だけでは収まらないことがあります。
例えば、“ガスの元栓や鍵が閉まっているか何度も確認してしまう”“何回も手を洗わないと気が済まない”“色々なことが気になり夜も眠れない”といった状態が見られる場合。
これは、「強迫性障害」や「全般性不安障害」と呼ばれる病である可能性があります。
単なる「神経質」と「障害」とを見極めるポイントは、「自分でも過剰だ、どこか変だと感じているのに確認や洗浄をやめられない、不安が収まらない」ということ。
こういった状態があるときは、周囲の人や専門機関に相談してみましょう。
まとめ -神経質を「活かす」という視点も忘れずに-
神経質な性格を変えるためのポイントや、神経質な性格との付き合いかたについてお話してきました。
性格を変えるには“こうあるべき!”という意識を改め、“まあ良いか”と思う癖をつけることから始めましょう。
焦らなくても大丈夫。改善に向けて前進し続けることが大切です。
また、一口に「神経質」と言っても、その姿は様々。神経質であることは、決して「悪いこと」ではありません。
神経質だからこそ得られる利点もあるのです。自分の個性を受け入れながら、その長所を活かしていくという視点も忘れずにいたいものですね。
一方で、神経質「すぎる」場合は要注意。神経質さを自分でもコントロールできない場合は、専門機関を訪ねることも必要です。
問題を一人で抱えず、気軽に相談してみてくださいね。
→ 人間不信を克服する方法!人を信じられないあなたに試してほしい5つのこと
スポンサーリンク