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おせち料理の具材には意味があった?!知らずに食べていたおせちの秘密

ライフスタイル この記事は約 5 分で読めます。

おせち料理は、お正月に食べる祝い料理です。おせちを漢字にすると「御節」。元々は季節の節目に、神様にお供えした供物料理でした。

お正月は五穀豊穣の神様をお迎えし、新年の幸福を授かる大切な節目です。その、年神様にお供えする縁起物の料理なので、具材の一つ一つに意味と由来があり、大切な願いが込められています。

ただ、華やかさを演出するだけではないおせちの意味を知ると、残しておきたい伝統の大切さや、日本の歴史の深さを感じることができるでしょう。

五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄など、込められた願いと共に、知らずに食べていたおせちの「食べる意味」を、紐解いてみたいと思います。

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おせち料理、具材の意味と願い

おせち料理具材意味

1.壱の重【口取り、祝い肴】

重ねたお重の一番上にある壱の重には、お正月のお祝いに欠かせない「祝い肴三種」が入ります。「三」は「完全」を意味し、この三つが揃えば、おせちが整うと言われています。

関東では「黒豆」「数の子」「田作り」ですが、関西は「黒豆」の代わりに「たたき牛蒡」を入れるようです。

その他にも、お正月ならではのめでたい具材が入ります。

 

黒豆

黒く日焼けするほどマメ(勤勉)に働けるように。

マメに働くということは健康でありますようにとの願いも込められています。

 

数の子

ニシンの子を「二親の子」とし、卵の数が多いことから子孫繁栄の象徴です。

子宝祈願も含まれます。

 

田作り

豊作祈願です。

ごまめ(小魚)は小さくても尾頭付きなので、縁起がいいとされ、頭から尾までを全うし、よい1年が送れるとも言われています。

 

たたき牛蒡

しっかりと根を張る牛蒡は縁起の良い食材とされています。

柔らかく煮た牛蒡を叩くことで、身を開き開運に繋がるという縁起を担いでいます。

 

紅白かまぼこ

紅は魔除けや慶びを、白は清浄や神聖を意味します。

半円は日の出の象徴です。

 

伊達巻き

「伊達」は「華やか」という意味があり、巻物をかたどることから、豊富な知恵の意味と文化発展への願いがあります。

 

昆布巻き

「よろこぶ」の語呂合わせの縁起物です。
「子生」と書いて子孫繁栄にも繋がります。

 

栗きんとん

栗は「勝ち栗」と呼ばれる縁起物。
黄金色になぞらえて、金運を呼び、1年を豊かに過ごせますようにとの願いが込められます。

 

錦たまご

黄身と白身の「二色」を「ニシキ」になぞらえ、金と銀という華やかさを演出します。

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二の重【焼き物】

縁起の良い海の幸が中心です。

三段重の時は、酢の物も一緒に詰められます。

 

ぶり

成長と共に名前が変わることから出世魚と呼ばれ、地位を登っていく出世を願って食べられます。

 

華やかな姿で味も良く、「めでたい」にかけて、祝いの膳には欠かせません。

 

海老

長いひげと曲がった腰から、長寿への願いが込められています。

赤色が魔除けの色とも言われています。

 

三の重【煮物】

家族が仲良く過ごせますようにと、しっかり煮しめた山の幸を詰めます。

 

れんこん

穴が開いていることから、「先の見通しがよい」にたとえられます。

 

里芋

子芋が増えていくことから子孫繁栄の縁起物。
亀甲に見立てた六角に剥きます。

 

ごぼう

細く長くつつましく生きることを願います。

 

椎茸

亀甲の形にして、長寿を願います。

 

くわい

一本突き出た大きな芽に、出世を願います。

 

与の重【酢の物・和え物】

「四」は忌数字なので使いません。

「与の重」として、日持ちのする酢の物を詰めます。

 

紅白なます

生魚と大根、人参を酢で和えたものなので「なます」と言いますが、今は生魚の代わりに、柚子や昆布を用いることが多くなりました。

お祝いの水引を表す紅白です。

 

菊花かぶ

冬が旬のかぶを、長寿を願う菊の形に飾り切りにします。

かぶは「頭」にも通じる縁起の良い食材です。

 

こはだ粟漬け

出世魚のこはだに将来の繁栄を願い、クチナシで染めた粟の黄金色に、富と五穀豊穣を願います。

 

五の重【控えの重】

神様から授かる福を詰める場所として何も詰めません。

将来の繁栄に伸びしろがあるので、まだまだたくさん「幸」を詰めることができますよという控えの重です。

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重箱の由来

おせち料理具材意味

おせちは重箱に詰められます。この重箱にも「福が重なる」「めでたさが重なる」という意味があります。

重ねることで場所をとらず、豪華にも見えるので来客にも振る舞いやすいという、実用性もあるのです。

おせちの起源は弥生時代にさかのぼりますが、おせちをお重に詰めるようになったのは明治以降。それまでは、神様へお供えする料理と、食事として実際に食べる料理は別々でした。

意外と歴史の浅いおせちの重箱ですが、正式は四段です。ですが、最近では核家族化の影響もあり三段重が主流のようです。「三」という数字も縁起がいいので好まれています。

重箱は華やかで美しい日本の伝統文化です。おせちの時くらいしか見かけなくなりましたが、できれば後世にも伝えていきたいものです。

 

まとめ ―お正月とおせち―

おせち料理にはたくさんの種類があり、地方によっての違いはありますが、保存性や栄養面など、まさに先人の知恵と工夫の結晶です。

具材の一つ一つに込められた、深い願いや想いを噛みしめながらいただくのも、お正月ならではの大切なひと時になるのではないでしょうか。

たくさんの「福」が詰まったおせちは宝箱のようです。

日本人としてのしきたりや、家族を思いやる気持ちに心を馳せて、神様と一緒に食事をするおせち料理を、これからも大切に継承していきたいですね。

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