口臭の原因と予防方法!年を取るにつれて気になる口臭を今すぐ予防する方法とは?

若い時には気にもならなかったのに、最近、年を取るにつれて口臭が気になる方が多いと思います。
口臭の原因は喫煙など生活習慣からくるものがありますが、中には歯周病や内臓疾患が原因ということもあります。
自分の口臭がどのような原因で起こっているのかを確認することは、体調管理にもつながります。
この機会にぜひ、口臭の原因を知り、おすすめの予防方法を今すぐ実践してみましょう。
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目次
口臭の原因は年齢にあった!
結論から言うと、口臭は口内の殺菌を行っている唾液の分泌や能力が年を取るにつれて弱くなっていくのが原因です。
殺菌作用のある唾液が少なくなることで、虫歯菌や歯周病菌が、ちょっとした食べカスなどを栄養として繁殖しやすくなっています。これが年を取るにつれて口臭が多くなる主原因と言えます。
わかりやすいところでいえば、風邪を引いたときに特に口臭を感じることがある人はいませんか?
風邪を引くと、嫌でも口呼吸になります。口呼吸を行うことで、口内が乾き口臭が発生しやすい環境になります。
また、年を取ることで免疫力が落ち、鼻炎などが原因で口呼吸になり、口内が乾きやすくなっていることも口臭の原因と言えるでしょう。
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口内の乾きからくる口臭の予防と対策
口内の乾きが原因で口臭が発生しやすくなるということは、既にお話しました。
では、口臭を予防するには、口内を乾きにくくする行動をとることが手っ取り早いということになります。
そこで、いくつか予防策を挙げてみましょう。
①水分をこまめに取り、口臭の原因を予防する
水分をこまめに取るということは、すぐに思いつく手段ですよ。
しかし、飲み物も何でもいいわけではありません。できれば、糖分の少ない、もしくは入っていないものがオススメです。
ご存知の方も多いと思いますが、清涼飲料水中には糖分が大変多く入っています。これを栄養として、虫歯菌など口臭の原因となる菌が増殖してしまいますので注意が必要です。
他にも、コンビニなど行くとニアウォーターが結構な棚を占めています。
【ニアウォーターとは?】
一般的に水にビタミンやカルシウムなどの栄養素を加え、果汁を若干加えた飲料水のこと。
普通の清涼飲料水と比べると、甘さを抑え、カロリーも低いものが多い。
出典:はてなキーワード(http://d.hatena.ne.jp/keywordtouch/)
今度コンビニに行った時に、ニアウォーターの裏ラベルを見て下さい。
そこには原材料名が書いてあると思いますが、ほぼ二番目辺りに「糖」が書かれています。原材料表示は多いものから順に書かれていますので、「糖」が意外に入っていることに気付きます。
ですので、口内の乾きを抑えるには、ニアウォーターを飲むよりも、お茶や単なるミネラルウォーターが一番おすすめです。
②ガムを噛むことで、口臭の原因を予防する
ガムを噛むことで唾液の分泌が促進され、口内の乾きを抑え、口臭の原因を予防することができます。
ガムの中でも、ミント(薄荷「はっか」)が入ったものが特におすすめです。ミントには殺菌作用があり、唾液の殺菌作用にプラスして効果があります。
ガムを噛むことで歯にくっついていた歯垢がとれることもありますので、口内環境を整えることも期待できます。
③マスクをすることで、口臭の原因を予防する
マスクをすることで、口内の乾燥を抑えることができますので、口臭の原因を予防することができます。
また、二次的な効果として、自分の口臭を感じやすくなり、真剣に口臭の予防に向き合えるキッカケになるかもしれません。
冬場の人混みなどの中では、マスクをして口臭も抑えながら風邪も予防する、という使い方もあります。
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内臓疾患による口臭の原因とは?
内臓疾患などで、胃腸での消化液の分泌が不十分な場合、食べた物が未消化のまま発酵してしまいます。すると、口臭の原因となる物質が発生し、体内の血液を巡って肺に到達し、呼吸をする際に口臭となって口から出てしまいます。
また、「ガン患者さんには特有の臭いがある」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは、がん細胞の壊死による腐敗臭などが、先にお話した流れで口臭の原因になっているといわれます。
口臭が気になる方は、口内の乾きによるものではなく内臓疾患の疑いもありますので、この機会に、定期検診などを受診することをおすすめします。
口臭をマイナスと捉えるだけではなく、原因を探りいかに予防するかを考えることで、大きな病気の早期発見にもつながります。
口内を清浄に保つために
では、口を乾燥させず、健康でいれば口臭はなくなるのでしょうか?やはり、根本の口内を正常にするということが重要です。
最後に、ここでは歯磨きの方法について書きたいと思います。
歯医者さんに行くとよく言われることかもしれませんが、歯ブラシのブラシ部分を軽く歯と歯茎の間に置きます。そして、歯の1本1本を意識してゆっくりと優しく左右に動かして磨いていきます。
ここで、力一杯ゴシゴシしすぎると歯茎が削れて歯槽膿漏の原因となってしまいますので、注意が必要です。
他にも、1週間に2,3回の歯間ブラシの使用が推奨されると思います。面倒臭いですが、これはこれで意外に汚れが取れるのでやりがいはあります。ただ、こちらも、やりすぎると歯の間が開いて隙間が広くなってしまうので注意が必要です。
若い人なら歯の隙間が狭いことが多いので、細い糸状の歯間ブラシ、年齢が上に行くほど、どうしても歯の間が開いてしまいますのでブラシ状になっているものを選ぶのが良いと思います。
歯ブラシにもうひと手間かけて、口臭の原因を除去し、予防に努めましょう!
まとめ
口臭の原因とその予防をまとめると、
- 口の乾きに注意する→飲み物(なるべく糖分の少ないもの)、ガム
- 内臓疾患に気をつける→検診を受ける、休肝日を作るなど、健康的な生活に留意する
- 口内を清潔に保つ→日々歯磨きをする
毎日ちょっと気をつけるだけで良いことがほとんどですね。
特に、「口内を清潔に保つ」という方法は、年齢に関係なく実施でき口臭の原因を除去し予防できる方法だと思います。
まずは、日々の歯磨きを見直しつつ、今回ご紹介した口臭の予防方法を実践することから始めてみましょう!
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