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潔癖症の治し方!子供との接し方に解決の糸口が!「潔癖症」と「きれい好き」の違いも解説

悩み この記事は約 8 分で読めます。

先日、「潔癖症の治し方って知らない?ウチの子供なんだけど…」という話になりました。

友人に聞いてみると、結構深刻な内容だったので、今回私なりに調べてみました。

調べれば調べるほど、「潔癖症って単なるキレイ好きじゃないんだな」とか「かなり深刻な問題なんだな」ということがわかりました。

最近では、潔癖症を公表する芸能人も多く、ちょっとした笑いの一種として扱われていますよね。

軽度なら笑いごとで済みますが、重度になると友達の家に上がれない、プールに入れない、学校のイスに座れないなど、日常生活が送れなくなるケースもあるようです。

大切なお子様が友達と外で元気に遊べるよう、ご家庭で、場合によっては医療の力を借りて、焦らずに潔癖症を治していく必要があるようです。

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潔癖症の治し方を調べてみた!子供との接し方が重要

潔癖症といえば几帳面、神経質な性格、と思いがちですが、不潔恐怖・不潔強迫とも言われ、強迫性障がい(強迫神経症)という精神疾患のひとつです。

ななり難しい言葉ばかりが並びましたね。

精神疾患と聞くと「ウチの子供は病んでなんかいない!」と認めたくない気持ちになりますが、逆に言うと「病気」なら適切な治療を行えば必ず治す事ができる、ということにもなりますね。

 

自宅でできること

愛着関係を築く

強迫神経症の子供は些細な事にも恐怖を覚えやすい状態にあります。

その時、親も一緒になってカリカリしてしまうと悪循環です。

体調や命の危険がない限り親は見守る事に徹し、大きな翼の中で子供がのんびり育つよう愛情をたっぷり注ぎましょう。

親が全てを受けとめてくれるだけで子供は安心するものです。

 

心の緊張感(こだわり、わだかまり)をほぐす、神経を逆撫でしない

精神疾患の原因は緊張感が取れない事が一因だそうです。

例えば子供が必要以上に手を洗い続けていたり、お皿やコップが汚れていないか念入りにチェックしたりしていても、

「汚れてないってば!そんな事しないで早く食べなさい!」

などと負荷をかけてはいけません。

理解されないと感じる事は、子供にとって逆効果です。
子供が納得するまでその行為を続けさせてあげましょう。

子供と同じ視線で「そうだね」と理解し、緊張をほどく対応が必要です。

 

子供に「不潔に対する恐怖」を植え付け過ぎない

例えば「外から帰ってきたら手を洗いなさい」は、通常しつけとして言いますよね。

しかしそれに加えて「お外には怖い菌がたくさんいるんだよ」「誰が何を触ったかわからないものを舐めたら死んじゃうかもしれないよ」などと頻繁・過度に「汚れに対する恐怖」を植え付けたらどうでしょうか。

子供は柔軟な想像力の中で汚れに対して過敏に反応してしまう事になります。

本当に病気になるような事以外は見守る事が大切です。

 

病院での治療

自宅でできる事はやはり限られていますので、子供の態度に違和感を覚えたら早めに小児科か児童精神科で相談する事をおすすめします。

基本的に一度の通院で治るものではありません。
程度によりますが1年はかかるとのこと。

じっくり腰を据えて向き合うようにしましょう。

 

認知行動療法(曝露(ばくろ)反応妨害法)

「認知」とは物の見方や現実の受け取り方を意味し、その考え方が子供の感情や行動にどのように影響しているかを調べます。

同じ事が起こっても人によって捉え方はそれぞれですよね。
もし子供の考え方が偏っている場合は修正する、という治療です。

例えば電車のつり革を持てず、自力で踏ん張って立っていたとします。

この時、なぜ持てなかったのかを考えます。

汚れがついているのが見えたり、前の人がくしゃみをした直後につり革を掴んだのを見てしまったり、と理由は様々です。

次に今考えた事と現実とのズレを確認します。

そのつり革を持っても自分の手は汚れていないし、病気になることもないという現実に沿った柔らかい物の見方、認知する練習をします。

そして、ドアノブを掴んだり、大皿料理から食事をしたりと、「あえて汚いと感じるモノに触る」といった少し乱暴な方法(曝露反応妨害法)にトライします。

不安が自然に消えるまでそこに留まらせるという方法で、時間をかけてでも恐怖を消す事が目的です。

そして徐々にハードルの高いものに挑んでいきます。

繰り返し行ううちに心が折れてしまう事もありますので、親や家族が「頑張ってるね」と本人の努力を認めてあげましょう。

 

薬物治療

子供の頃から安易に薬に頼る事はおすすめしません。

しかし認知行動療法でうまく改善されない場合は、薬物治療も合わせて行う事もあるようです。

精神疾患は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが不足して発症すると言われていますので、そのセロトニンを増やす効果のある薬が処方されたりします。

しかし一方で攻撃性や衝動性が増したり、最悪の場合は自殺を誘発するとも言われている薬もあるので、医師も薬に頼らず本人の自然治癒力を信じたいと思っています。

本人や周囲も薬を飲むほど重症だとは思いたくないはずです。

頑張り続けても結果が現れず、これ以上頑張れない時の最後の頼みの綱だと思った方がよさそうです。

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「きれい好き」と「潔癖症」の違い

きれい好きとは?

きれい好きとは汚れたモノから汚れが取り除かれてキレイになれば満足して、そのモノ、部分に触る事ができます。

また、大皿料理や直箸でつつく鍋を「嫌だな」とは思いつつ人間関係が悪くならないように(客観的に冷静に考え)とりあえず一口食べる事ができる人です。

 

潔癖症の症状とは?

対して潔癖症の症状は、汚れたモノを繰り返し拭いたり石鹸で洗ったりしても、まだ汚れが取れていない気持ち=見えない菌に恐怖を抱き、そのモノ、部分に触る事ができません。

大皿料理や鍋も絶対に食べる事ができません。

「他人の唾液だらけの箸を介して食べ物に複数人の菌が付き、それが培養され食べ物全てが菌に汚染されている」と感じるので、食べたいと思っても本人の意に反して食べるという行為ができません。

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子供がなぜ潔癖症になったのか?

潔癖症がひどくなる理由の一つに、厳しいしつけや幼少時の体験が考えられます。

何でも口にしたり触りたがったりする時期に、執拗に「汚いから触らないで!」とヒステリックに叱られすぎた子供は、汚い=怖いと刷り込まれてしまいます。

また親自身が潔癖症で、他の子供が遊んだおもちゃで遊ばせなかったり、プールに入れさせなかったりなど、「不潔」を理由として子供の行動を禁止すると、子供は「恐怖」や「強迫」として受け取ってしまいます。

親としては自分の愛する子供を不潔から守る為の行動でも、その結果、子供は強迫神経症の一つである潔癖症になると言われています。

親は子供の言動の原因を子供に求めがちですね。

「子供を治すにはどうすればいいか」「子供のどこが悪いのか」などと考えますが、「子供の度を越した言動は親である自分にあるかもしれない」という事を心に留めておく必要があります。

しかし、だからといって自分を責めてはいけません。

「自分の育て方が悪かったのでは」「どうしてうちの子供が」と深く悩みすぎる親ほど、自身の精神状態が悪くなります。

すると「どん」と構えて子供に接することができなくなり、子供も親の神経が高ぶりを察知し治る子供も治りません。

過去に囚われすぎることなく、「これからどうするべきか」と前向きにおおらかに考えましょう。

 

強迫性障がいとは?

強迫性障がい(神経症)とは、自分の意に反して不安や不快な考えが浮かんできて、抑えようとしても自分ではコントロールできない状態です。

実際には汚れていなくても、「汚れているはず」と考えるだけで恐ろしさを感じてしまうのです。

本人は「こんな事を恐れていてはいけない」と自覚しているにも関わらず、頭に浮かぶ不安や不快な状態から脱する為に、度を越して無意味な行為を繰り返します。

10代に発症することが多い病気と言われており、半数以上にうつ病が併発する事も特徴です。

親や家族が出来る事は、そう思ってしまう本人の考えを認め、理解してあげる事です。

本人も頭と心の乖離を自覚し悩んでいますので、間違っても「なぜそんな細かい事を気にするのか」と言ってしまったり、そうとわかる表情・態度を取ったりしないように注意したいものです。

 

まとめ

いかがでしたか?

私自身は、潔癖症とは全く縁がなく、どちらかというとキレイ好きでもありません。

しかし今回、「潔癖症」について調べてみたところ、私の知人に潔癖症の一歩手前かもしれないという人がいることがわかりました。

また、子供が潔癖症だという友人から聞いた内容は、まさしく潔癖症の症状でした。

潔癖症は簡単に治るようなものではないようです。

しかし、親がその症状をしっかりと理解し、子供に寄り添いながら治療をすすめるていくことで、きっと回復に向かうはずです。

まずは、「いや、違うかもしれない」などと拒絶するのではなく、受け入れることから始めましょう。

叱るのではなく、温かくサポートしてあげましょうね。

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