頻尿の治し方とは?男性ならではの辛さを解決します!

頻尿の治し方を知りたい男性の方は多いと思います。
「何か最近年をとったせいかトイレが近い」
「寝ている間に何度もトイレで目が覚める」
そう感じている方、結構いるのではないでしょうか。
これは頻尿の代表的な症状で、年を重ねた男性に多く見られる疾病です。
どうしたら頻尿を治せるのでしょうか。
また注意すべき点は何なのか。
わかっているけれど何とかしたいと言う方、対処法をお教えいたします。
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目次
なぜ頻尿になるの?治し方はあるのか?男性は必見!
トイレが近くなってしまう頻尿は、排尿筋が過剰に収縮してしまうために起こる、「過活動膀胱」という排尿の疾患です。
溜まってきた尿が少ないのに急に尿意を感じてしまい、トイレに行く回数が増えてしまうのです。
おしっこが我慢できなくなると、トイレに間に合わず漏らしてしまうというトラブルが発生します。
しかし膀胱の排尿筋は、自分の意志で動かすことはできません。
そのために「過活動膀胱」では、収縮してしまった排尿筋をいかにリラックスさせるかという事が重要となってきます。
直腸・膀胱・尿道などを支える「骨盤底筋」という筋肉がありますが、この「骨盤底筋」がゆるんでくると、過活動膀胱になることがあります。
この「骨盤底筋」を鍛えることで、軽い頻尿は改善できます。
軽く肛門に力を入れて「締める」と「ゆるめる」のくり返しストレッチは効果があります。
また、頻尿の効果があるサプリメントも服用するのもオススメです。
「イソサミジン」は、排尿筋の過剰収縮を防ぎ排尿筋をリラックスさせる効果があり、「ノコギリヤシ」は、男性ホルモンをつくる酵素の活性を抑える効用があります。
頻尿で悩んでいるのは自分だけ?他の男性はどうなの?
会議中はトイレ休憩が気になるし、車での移動中に渋滞に巻き込まれたらと思うと気が気ではありません。
自分は頻尿で悩んでいるけれど、他の同じ年頃の男性はどうなのだろうか?
みんな普通に生活しているようだし、自分だけ特別なのではないか?
と、心配になることもあるかもしれません。
最近の調査では、何と40歳以上の8人に1人が「過活動膀胱」の症状があることがわかっています。
日本全国では約800万人以上の患者がいて、その年齢とともに症状が増加していくのです。
また、60歳男性の2人に1人は「前立腺肥大」が認められます。
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前立腺肥大の辛さは男性にしかわからない
年齢を重ねるにしたがって、排尿障害に悩む方は増えていきますが、その原因の多くは、「前立腺肥大症」です。
前立腺は男性にしかない臓器で、「前立腺肥大症」は、一般的に、40代男性の40%、50代男性の50%、60代男性の60%というように年齢とともに増加していく、「男性の宿命」言われている疾患です。
なぜ前立腺肥大になると、「おしっこが終わっても出しきってない感じ」「勢いがなく時間がかかる」「おしっこが途中で途切れる」など排尿障害が出るのでしょうか。
前立腺が肥大すると膀胱の出口や尿道が圧迫され、おしっこが出にくくなるのです。
また、肥大した前立腺が膀胱を刺激するために、まだ尿が残っているような残尿感を感じるのです。
何度もトイレに行きたくなるけど、尿が出ないというのはこのような理由からです。
頻尿になりやすい理由は、普段の生活にも関係がある
「過活動膀胱」「前立腺肥大」以外にも、普段の生活の中で、頻尿になりやすい以下のような行動があります。
- 同じ姿勢でいることが多い:同じ姿勢を続けていると、膀胱が圧迫されてしまいます。
- 水分の取りすぎ:必要以上に水分を摂取すると当然ですがトイレが近くなります。
- カフェインの取りすぎ:カフェインには利尿作用がありますので、コーヒーなどを飲み過ぎると頻尿の原因となります。
- ストレス:現代社会はストレス社会です。若い人でも仕事上のストレスが原因で頻尿になる人もいるようです。
また、スマートフォンのゲーム等のしすぎで自律神経が乱れ、男性ホルモンの過剰分泌など異常が出てくることもあるそうです。
不規則な生活が頻尿の原因となるということです。
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まとめ
頻尿は年齢を重ねるごとに、特に男性には誰にでもあらわれる疾患ですが、治し方もありますので、決してあきらめることはありません。
頻尿になる原因は、「過活動膀胱」と「前立腺肥大」です。
排尿筋をリラックスさせるためには、「骨盤底筋」を締める、と、ゆるめる、のくり返しストレッチを続けてみましょう。
イソサミジンやノコギリヤシのようなサプリメントを摂取することは、前立腺肥大の症状を抑制します。
生活習慣面でも、水分やカフェインの摂り過ぎに注意し、同じ姿勢が続かないように適度な運動をすることも大切です。
ストレスはできるだけ溜めないように、仕事や生活が過ごせるように気を付けましょう。
スマートフォンのゲームもほどほどに楽しみましょう。
普段の生活でのちょっとした気遣いで、頻尿の症状を改善させることは可能です。
しかし、症状が悪化していたり、日常生活に支障を感じている場合には、早急に泌尿器科を受診し治療を受けましょう。
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